冬の里山 西会津 〜東京近郊から電車でお越しの方へ〜

日本の中でも、ここ西会津町は四季の特徴がはっきりとした場所です。4つの季節のうち、冬は交通事情を理由に足が遠のきがちですが、雪国らしさを感じられる季節です。車の運転が心配な方も、電車で近くの駅までお越しいただければ、送迎可能な宿泊施設もあります。

今回は冬の西会津町へ、東京方面から電車でお越し頂こうかなという方へのおすすめの旅程などを記しておきます。

列車での旅程

里山の最寄り駅。距離が一番近いのは、磐越西線の上野尻駅です。桜の季節は写真付きの方が三脚を持って集まる駅です。もしくは、そのお隣の野沢駅は、西会津の町の機能を担っているので、お土産屋さん、スーパー、コンビニ、道の駅などが有りますので、用事のある方はこちらで下車もおすすめです。

往路

ほぼ新潟県に近い西会津なので、行きは新幹線で新潟周りがおすすめです。平日ダイヤですと、9時頃東京駅発の新幹線に乗り、11時前に新潟駅着。そこからローカル線を乗り継ぎます。

今回は、11:07 新潟駅発の信越本線(長岡行き)に乗り、新津駅で下車。新津駅から11:34発の磐越西線(会津若松行)に乗ると、13:08に上野尻駅に到着します。磐越西線は車両が短い為、ホームの先(目的地方面)で待っていると、電車が停車していることに気が付きません。今回も危うく乗り逃すところでした。1本逃すと到着が何時間も後ろにずれるのでご注意ください。

復路

帰りは、新潟ではなく郡山周りがおすすめです。13時頃に上野尻駅から磐越西線(会津若松行)へ乗り、終点の会津若松へ。会津若松駅で磐越西線快速(郡山行)へ乗り換え、郡山駅へ向かいます。会津若松まで来ると、だいぶ市街地に来たなという空気があり、車両も新しいものが多いです。今回は、郡山には15時半前に到着しました。

郡山駅からは、東京方面の新幹線は1時間に何本か出ていますので、焦らずお乗り換え頂くのもよし、日に何本か郡山始発の「なすの」という新幹線が出ています。各駅停車ですので、東京駅までの所要時間はかかりますが、自由席での席の確保が比較的簡単です。

車窓の風景

新幹線よりも長い、ローカル線の乗車時間中、冬は雪景色の中、水を近くに感じられます。車窓からの風景をいくつか。

平成30年 雪囲い 植樹から10周年となりました

毎年11月の中頃〜下旬にかけて、雪囲いの作業に集まります。今年は山に植樹をしてから10周年、古民家での宴に楽しい踊りの余興もありました。

いつもの夕食兼酒席では、家主の小林さんから、皆さんをご紹介したり、一言貰っています。地元でこの集落を守ってきた方や、ここの土地を里山にしようと応援してきた方からこんなコメントがありました。

ここは人が来ない場所ではない。人を呼べる場所。国外からの旅行者を見かけることが増えたし、里山を見せてほしいと言ってくれる人もいる。景観もとても優れている。
会津の蔵を改造して、民泊として国内外からお客さんを呼ぼうとしている。ここで生まれて、一度外に出て、戻ってくる人たちが頑張っている。
会津は自然も素晴らしい上に、会津大学などIT・テクノロジーでも牽引できる力がある。
今まで、山をキレイにして、子どもたちや人を呼んできた。同じことをずっと続けなくてもいいから、ここで誰かが、面白い活動を続けてくれればいいと思っている。

平成29年の3月、「山の人たち、みんな元気がない。人よりも猿のほうが多い。」「なにか即効性のある企画を考えてほしい」「どうしたらみんなが楽しみに山に来られるだろうか?」と、ご相談を受けたことから、平成29年4月に山での対話ワークショップを開始しました。山の人たちは、本当に元気がなかったのだろうか?と思ってしまうほど、自分たちの集落・地域への自負を感じます。

はじめて里山でワークショップをしたとき、山の人たちがどれだけ地域に愛と思い入れがあるか、目の当たりにしました。それから約2年間、里山での活動を企画して、今年の夏にはそれが形にできました。この地域の若い人たちが、地元でそれぞれに素晴らしい活躍をしていることも後押しになり、山の人たちへの「できるはず」という自信につながって来たように思います。