第2回山で遊ぼう/開催レポート

平成31年4月28日(日)、昨年の8月に引き続き、第2回目の山遊びイベントを開催しました。大型連休の中、小学1年生〜4年生までの子どもたちが約30人遊びに来てくれました。

山はこの季節が桜がきれいな季節です。山桜、枝垂れ桜、ソメイヨシノなど色とりどりの桜が見事に咲いていました。

よもぎを摘んでお団子づくり

母屋でこちらの絵本を読んだ後、周囲を散策してよもぎを沢山集めます。すぐに沢山見つかるのですが、摘むときは根っこは苦いので取らず、土の上から見えている部分だけを集めます。

集めたよもぎは先生方が頑張って美味しくなるように下処理頂き、お団子の粉に混ぜて仕上げます。出来たてのよもぎ団子は香りが良くて、イベントの後に和菓子屋さんで食べたお団子よりも美味しく感じました。

ピザ窯でピザ作り体験

ピザはいつも生地からつくります。今までは大人だけの会で焼いていたので、生地を発酵させていましたが、今回は発行しないピザ生地に挑戦。子どもたちで生地をよく捏ねて、ソースと具材を乗せて、とっても熱い窯に入れると2〜3分でピザが焼き上がります。

ピザ生地は、家で作ると膨らみすぎてパンのようになってしまったり…難しいのですが、強い火力のおかげもあって、カリッとした美味しい生地でした。

お昼のカレーづくり班

小学1年生が中心に、カレー用の野菜を下ごしらえします。皮を向いて、包丁で切ります。玉ねぎが美味しそう。

余った時間で容器に絵付け。何を描こうか考えていたところ「悪魔の顔はどんな顔なの?」と盛り上がっていました。出来上がった容器は、午後に拾った桜の花を入れたり、大切に持ち帰ったり、各々で。

ドラム缶で竹炭づくり

こちらは大人の遊びです。今年はじめての試みですが、ドラム缶を使って竹炭づくりをしました。大工さんが中心に、道具の制作、竹を切って原料の準備をして、ドラム缶の窯の中で燻していきます。火力の加減が難しいようで、出てくる煙の色などで温度を見るそうです。

出来上がった炭は、お米を炊くときに一緒に入れると美味しいごはんになるそうです。

午後の山遊び

昨年の夏のイベントで制作した巣箱と山の案内板をいよいよ取り付けました。鳥が卵を植え付ける季節なので、春先に設置するのが良いそうです。雨風に負けない、立派な案内板になりますよう。

山の下の自然や活動が素晴らしく、また、前日の雨と寒さで山の上の遊具もお休みが多かったこともあり、山にのぼって遊ぶ時間は少しだけになりましたが、この季節には頂上から高陽山(こうようさん、地元の人は三角山とか、たかはるやまとか呼ぶそうです)がよく見えます。次に遊びに来る6月頃には、周りの木が育ってしまうので、なかなか見えなくなるそうです。陽は春の季節を表すそうなので、この季節にぴったりの眺めです。

次回は、令和元年6月1日(土)の田植えで子どもたちが遊びに来る予定です。

「里山であそぼう」第1回を開催しました

里山活動を開始して、今年で10年目になります。そして、10年目にして、新たな試み・企画をスタート致しました。子どもたちが、山で自分たちの遊びをすること、それを大人が支援すること、そんな山遊びをしたいなと約1年半企画してきました。山に携わる大人にとっても、子どもにとっても、共通の願いを実現することが出来たのではないかと思います。子どもたちは、小学校1、2、3年生が31名、地元の大学生の方、東京以南からのゲストの方も支援者として参加してくださいました。

午前は手作業を

6月の田植えで、3年生はのこぎりや釘打ちを少し練習しましたので、3年生以上は巣箱づくりを、2年生を中心に山の案内板を、1年生を中心に昼食作りをしました。

巣箱づくり

今回は、初めての巣箱づくりなので、釘打ちだけで作れる巣箱です。木の板を、釘を打ち付けて巣箱に仕上げていきます。

釘打ちには力がいる上、釘をまっすぐに打ち付けられないと、木片からはみ出してしまいます。はみ出した釘は、何度も抜いてはもう一度打つを繰り返し、、、

巣箱完成です!

山の案内板づくり

山に登る人たちが、山にはこんな植物が有ったのかと知り、楽しみながら山を登れるように、植物の名前を看板にします。まずは、白いペンキを塗っていき、どんな植物の看板を作ろうか、みんなで図鑑を見ながら相談です。

ペンキを乾かした後、植物の名前を書き、上からニスを引きますので、こちらは今日はペンキ塗りまで。また続きは別の日に。

そして、もう1つ、山に潜む危険をお知らせして、楽しく山を登ってもらえるように、案内板を作りました。

「あしもと注意」「へびに注意」「くまが出ますよ」・・・等々。「ひみつ基地はこちら」なんて言うのも有りました。

昼食のカレーライス作り

小学1年生を中心に、お昼のカレーライスづくりをお手伝い頂きました。じゃがいもや人参を切って、カレーのルーを準備しました。時間が余ったので、6月に植えた稲の様子を見にお出かけも。

出来上がるまでの時間に、カレーライスの名前もみんなで考えてくれました。「みんな仲良し、元気もりもりカレー」だそうです。

お昼ご飯は、沢山おかわりをして、仲良くもりもり食べられました。

午後はいよいよ山へ

お昼の後は、みんなで山へ遊びに行きます。35度近い夏の暑い中、山を登りきった木陰は涼しくて快適な遊び場です。

ひみつ基地づくり

山で単独行動すると、熊に出会ってしまいますのでグループに別れて活動します。ひみつ基地づくりは、子どもたちから「やってみたい!」という意見が沢山集まった遊びです。3年生を中心に、ひみつ基地づくりをはじめました。

まずは、大工さんからひみつ基地づくりには、ユズリハという植物が便利だよと教えてもらいます。

さて、次はみんなで入れる大きな基地を作りたいか?それとももう少し小さなグループに分かれて小さな基地を沢山作るか、考えます。子どもたちは、どうやらみんなで入る大きな基地にしたようです。先程のユズリハ、小手縄、今日のために持ってきた大きな布も使ってそれぞれに基地を作り上げていきます。

山にあるものは色々使って作れますので、大きな木を運んでくる子もいます。玄関の飾り?にしました。

形になってきたので、各所の飾り付けなども。葉っぱを細かくちぎって、これはお金とのこと。

室内にはベッドも完成!

ベッドからはこんな景色が楽しめます。

山の上で野点

ここの里山の名物、野点(外で楽しむお茶席)。今回は初めて山の上でやってみました。

子どもたちはお茶席でのお茶も経験済みですが、山の野点は切り株などに腰掛けて、より気軽にお茶を楽しめます。

山のおじさんも一緒にロープ遊び

今日一番の歓声が聞こえたのがこちらのロープ遊び。

木と木の間に張ったロープに乗って、捕まって、倒れないようにおじさんたちと子どもたちでひっぱり合います。。が、すぐにバランスが崩れますので、子どもも大人も大盛り上がりです。

下山して

帰りの時間が近づいてきましたので、山から下りて、母屋に集まります。

おやつの時間

沢山遊んだ後は、おやつの時間です。まだまだ楽しい時間は終わりません。今日のおやつはスイカ。大・中・小のスイカが1つずつ。各学年の代表者がじゃんけんをして、買った学年から好きなスイカを選べます。

買ったのは、2年生チーム!

先生にスイカをせーの!で切り分けてもらったら、

中身はなんと黄色いスイカです!「金メダルだ!!」と子どもたちは大喜びでした。

おやつを食べて振り返り

今日はどんなことが楽しかったでしょうか?巣箱、カレー、看板、ひみつ基地、お茶にお菓子、、、やっぱりロープ遊びはとっても楽しかったようです。

中には、こんな子が。「あのね、今日はみんなで1つの巣箱を作ったでしょ、でも、本当はもっと違う形の、自分で作りたかった!」と山のおじさんにお話しています。

次来る時までに、今度はどんなことがしたい?何をつくりたい?どんなものを使ってみたい?考えて大人にも教えてください。ひみつ基地や巣箱の設計図も作ってきたら、見せてください。

最後は、山の方々に御礼を伝えてお開きです。

次回は、4月の下旬の花見の季節に企画しています。今日作った巣箱や春までに完成させた案内板を、山に取り付けに来てください。

 

 

 

 

やまなみクラブ 保護者の皆様へのアンケート

子どもとのびのび山で遊ぶというこのプロジェクトの関係者で、ずっと直接意見が聞けないでいる人たちがいました。それは子どもたちの保護者の方々です。イベントを、関係するすべての人の想い・願いを反映させたものにと、構想してきましたが、この保護者の部分だけは、自分たちが一人の親としてどう思うか、ということでしかまとめられないでいました。

そして今回、保護者の皆様にも意見を聴ける機会が出来ました。

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子どもたちの願いは

前回まで、幼稚園の先生と山の人たちの実現したいことをアイディアの拡散と投票というかたちで確認してきましたが、今回のワークショップでは子どもたち自身に、やりたいことを聴いてみました。投票の結果についてはこちらを参照ください。

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【はじまり】里山を次の世代へ繋ぐために…第1回ワークショップを開催しました

この里山づくりは10年以上続けてきましたが、「この活動を、次の世代に渡せるだろうか」という不安の声があるのも事実です。60代はまだまだ若者。今一番若い世代といえば、震災以降、放射線の影響でここ西会津で子どもたちの自然体験・農業体験を行ってきた大槻中央幼稚園です。今年は、幼稚園の先生方の若い力をどうしたら活かしていけるだろうかというテーマで、午後の研修の時間使ってワークショップを行いました。

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